登録日本語教員になる方法

「登録日本語教員」は、日本語教育の質を確保し、適正かつ確実な日本語教育を行うために必要な資格です。以下では、登録日本語教員になるための具体的な方法を説明します。

資格取得の流れ

① 試験ルート

日本語教員試験の合格

  • 基礎試験応用試験の2種類の試験の合格が必要です。

※試験についての解説

実践研修の修了

  • 日本語教員試験の基礎試験に合格するか、文部科学大臣の登録を受けた「登録日本語教員養成機関」が実施する養成課程を修了した者が対象です。
  • 実践研修は、登録実践研修機関が実施します。

※実践研修についての解説

② 登録日本語教員養成機関ルート

日本語教員試験の合格

登録日本語教員養成機関で養成課程を修了すると、基礎試験が免除されるため応用試験の受験のみでOKです。

実践研修の修了

登録実践研修機関と登録日本語教員養成機関を併設している機関であれば、養成課程と同時に実践研修も受講できます。

登録実践研修機関を併設していない機関で登録日本語教員養成課程を修了した方は、別途実践研修を受講する必要があります。

③ 経過措置Cルート

令和15年3月までにhttps://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/94040601_01.pdfに掲載されている日本語教員養成課程等を修了された方で、且つ学士以上の学位を有する方は基礎試験と実践研修が免除となり、応用試験の合格のみで登録日本語教員になることができます。

②養成機関ルートの、登録日本語教員養成課程は、現在の日本語教員養成課程より時間数が多くなることから値上げが予想されます。そのため、今すぐに登録日本語教員を目指したい!という方には、経過措置Cルート対象の日本語教師養成講座を受講されることをオススメします。

参考リンク

登録日本語教員の登録等について(新たに日本語教員になろうとする方(現職者以外の方)向け)